このページに御紹介するのは、
非接触測定(主にレーザ走査型測定機の応用)
筆者が開発に携わった経緯から、その特徴を最大に生かせるものをいくつか
ご覧ください。
測定機メーカとしてM社、K社、T社など日本国内に数社 有力メーカがありますが、本測定機(器)の特長は
非接触
高分解能(一般に呼ぶ高精度とは別)
であり、その特徴は、ユーザにより広く利用できる。
一方、長所の使い方を間違うととんでもない短所となるため、熟慮の上、効果を最大にすることが求められます。また、以外な応用もできます。
■小径部品外径測定 |
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ひとくちメモ レーザ測定機の最大のメリットは、ポンと置くだけで”だれでも” 高精度1ミクロンの測
定ができることです。
■ゴムロールの外径とフレ測定
システム実例 |
やわらかいゴムローラの外径とフレを測定する手で左右に移動させる装置です。 振れ測定の同時に行うため、モータにより回転させます。 測定したデータは、通信によりパソコンに保存されます。
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ひとくちメモ 測定したデータをパソコンに送ることで検査表の作成管理が容易になります。
■X-Y2軸同時測定
システム実例 |
移動するパイプ、棒状ワークの外径寸法を2台のレーザ測長システムにより 測定します。 測定時間などの条件を可変にできる様にタイマ付のコントローラ付きです。 |
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ひとくちメモ |
移動する物体を測定するには、非接触が絶対条件です。 この件では2台を直交させることで、変形も管理できます。 |
■円筒物外径測定、選別
システム実例 |
ワークを動かしながら測定するため、非接触レーザ測長システムを使用します。 高精度で測定するため、ゴミ、ホコリ、水滴の除去が不可欠です。測定時間とワークの送り速度等の関係から、測定ポイントも1ヶ所だけでなく、全長にわたり検査することも可能となります。 このシステムでは、検査後のワークの管理を良くする為、防錆油の噴霧及び、ワークへの打コン防止装置を付加しました。
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ひとくちメモ |
なんといってもレーザ測定機のメリットはその測定スピードと高精度です。 ただ、使用にあたっては、表面の付着物の有無を十分考慮すべきです。 生産数量がそれほど多くないときなど、静止させて測っても良い場合は、接触式リニアタイプゲージ使用により、コストが抑えられます。 |
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丸物外径測定選別
システム実例 |
ワークを動かしながら測定するため、非接触レーザ測長システムを使用します。 高精度で測定するため、ゴミ、ホコリ、水滴の除去が不可欠です。測定時間とワークの送り速度等の関係から、測定ポイントも1ヶ所だけでなく、全長にわたり検査することも可能となります。 このシステムでは、検査後のワークの管理を良くする為、防錆油の噴霧及び、ワークへの打コン防止装置を付加しました。
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ひとくちメモ |
なんといってもレーザ測定機のメリットはその測定スピードと高精度です。 ただ、使用にあたっては、表面の付着物の有無を十分考慮すべきです。 生産数量がそれほど多くないときなど、静止させて測っても良い場合は、接触式リニアタイプゲージ使用により、コストが抑えられます。 |
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■工具外径・フレ測定機 |
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■シート厚み測定 |
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ひとくちメモ 非接触ではありませんが、間接的に測定することで安定した測定がで きます。 |
■細線(ワイヤ)測定
システム実例 |
ライン上に測定器を設置する他に、サンプル測定を行う場合に使用します。巻取り及びトラバースが行えます。 |
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ひとくちメモ |
非接触測定のメリットをいかし、移動させながら簡易的に測定できまるようにしました。
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■丸物外径測定 その2 等級で分離
システム実例 |
一般的に寸法検査では、OK、±NGに分類されることが多いのですが、この場合は等級選別(例えばミカンの様にL、M、Sなど)により、各ランクの分類されたワークが必要となりま。 測定は静止状態で行っても良いため、接触式リニアタイプゲージを使用することもできますが、ワーク外径寸法の種類が多いため、レーザ測長システムを使用することにより段取りの軽減、及び高精度化を図りました。
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ひとくちメモ |
等級選別をするという考え方は、ワークを単にOK、±NGに分類するものと違い、わずかの寸法の違いで分類するものです。したがって、測定機には直線性と繰り返し精度が要求されます。 |